緑に黒のしま模様、真っ赤な果肉がトレードマーク。熊本県は、全国一(平成17年)の作付面積(1790ha)を誇るスイカの一大産地。県内の生産地の中でも、県北部に位置する鹿本郡植木町は特に有名で、その作付面積(495ha)、および産出額(35.1億円)は、全国の市町村の中で第1位(平成17 年)となっています。
熊本県のスイカ栽培は、生産者の丁寧な管理のもと、そのほとんどがビニールハウスで行われます。メーンの出荷時期は2月中旬〜6月下旬。春から初夏にかけて出荷される促成スイカとして有名です。最盛期の5月ごろには、全国の市場で熊本産のスイカを目にすることができます。
熊本産の特長は、味はもちろん、外観も含めて厳しい検査が機械と人手によって行われていること。“光センサーシステム”により、スイカを割ることなく、一玉ごとの糖度を測定し、“音波測定システム”で、中に大きな空洞がないかを検査。さらに、熟練の専門検査員が品質を最終チェックするなど、高品質なスイカだけを安定して出荷できるシステムが整っています。
最近では、定番の大玉スイカだけでなく、高糖度の小玉スイカ、皮が真っ黒や黄色のもの、果肉が黄色やオレンジ色の品種も登場。特に、贈答用の高級スイカとして注目を集めているのが、メロンのようにつるして栽培する「立体スイカ」。上葉と果実全体に満遍なく光が当たるため、色・形がよく、大変甘い仕上がりに。アンテナのようにピンと立ったツルも特徴です。
夏のイメージが強いスイカですが、現在はシーズンを問わずにおいしいスイカが出回っています。大切な方への贈り物に、熊本のスイカをどうぞ。
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古くからスイカの栽培が行われていた熊本県。 享保20(1735)年の「肥後之国熊本領産物帖」 という書物に、すでに「スイカ」の記述が |
集荷場に集められたスイカは、 光センサーシステムによる糖度測定を受け、 一定の基準をクリアしたものだけが出荷されます |
立体スイカの栽培風景 |
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